大山街道歩きをしている途中で見つけたのがこの行事です。と言っても行事の当日ではありません。
溝の口付近を通っているときに日蓮宗宗隆寺に立ち寄った際に見つけたものです。毎年10月21日に行われるとありました。
調べてみるとこれは日蓮宗独自の行だそうで、「御会式」と呼ばれています。
池上本門寺では日蓮聖人入滅の10月13日とあります。他の寺でも日を変えて行っており、たまたま宗隆寺では10月21日なのでしょう。
しかし本当に21日でよかったのか、行ってみるまでわからなかったのです。Googleで検索すると27日という説もあって迷わせられました。そしてどうしても確証がとれません。
もう無駄足覚悟ででかけて溝の口駅に降り立っても、通勤通学買い物客の雑踏はあっても、この行事と思われる人通りも見当たりませんでした。
あきらめずに宗隆寺まで赴くと、やがて祭りの露店が見えてきて、やっぱり21日でよかったのでした。
宗隆寺に参拝して境内を見渡すと、万燈がたった1台。でもこれからの賑わいを予告するかのようでした。現在18:30。
そこから大山街道へ出ると、やってきましたやってきました。高津方面から宗隆寺の提灯持ちを先頭に、纏を振る人、団扇太鼓を叩く人。そしてその後に何台もの万燈の行列です。どんつくどんつくどんつくどんつく・・・いやあ、賑やかなもんです。
狭い大山街道をクルマを止めて右往左往しながら、やがて宗隆寺の境内に入ってきました。
そして露天の前でどんつくどんつく、山門潜ってどんつくどんつく。境内に入ってどんつくどんつく。祖師堂へ上がって参拝しながらどんつくどんつく。境内は団扇太鼓の音が一杯に鳴り響いていました。
纏も地区毎に独自のものが繰り出されています。それを誇らしげに振って踊るのでした。まるで江戸のいろは四十八組の纏持ちの競演のようです。
纏や提灯を見ると目黒からも来ている。これは池上本門寺近辺からの応援なのか??
万燈には薄い紙で作った白い房が沢山散りばめてあります。それらが万燈の明かりに照らされてなかなか綺麗なものがありますが、これは桜の見立てのようです。でもなぜ秋なのに桜?
調べたら日蓮上人入滅のとき桜が咲いたという言い伝えがあり、これが起源と言われています。
時刻も19時を回ると、周辺の結社の万燈が次から次への集結して、さほど広くない境内が万燈で埋め尽くされます。その間で団扇太鼓のどんつくどんつく、纏持ちの踊りが休む間もなく続けられていました。
老若男女が集まるこの行事、地域の商工会なども協力して、もう日蓮宗門徒だけのものではなくなっている様子です。
いろいろ調べてその由来もわかったので、来年はやはりご本山池上本門寺の「御会式」、是非見に行きたいと思いました。
さらに堀の内妙法寺、雑司ヶ谷鬼子母神でも同じ行事をやっているということなので、これらも併せて見てみたいと思います。
鷲
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